

◆人口/774人 ◆面積/2.83平方キロメートル ◆最高標高/28m (H19.3.31現在)
北東に「八重干瀬」と呼ばれる巨大なサンゴ礁群をのぞみ、島の周囲の海岸線には美しい白砂の砂浜が点在する豊かな自然が残る島。 最高標高が28mしかない平坦な島で中央部に湿原が広がり、そのまわりにさとうきび畑などの農地が点在する。 集落は島の南に位置する池間漁港の西側に集中している。 1992年には宮古島とを結ぶ池間大橋が完成し、宮古島からの観光ルートになっている。 昔は2つの島だったが、北から南へのびた細長い内浦の両端が干拓工事などでつながってひとつの島になった。 かつての内浦は1982年の漁港工事で完全に外海と遮断されて湿原となり、現在に至っている。 昭和50年代までは遠洋漁業によるカツオ漁と鰹節生産が有名で現在でも漁師など海に関わる職業に従事している人が多い。 御嶽信仰の風習を今でも色濃く残していて民俗学上も注目されている島。


集落と島の風景
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池間漁港から小高い丘を越えて西側の海までのあいだに池間、前里の2つの集落がある。 狭く入り組んだ道の両側に家々が密集していて、昔ながらの漁師町といった風情を漂わせている。 西側の海沿いには防波堤が続き、島の人々が三々五々集まっては世間話をしているのどかな風景が見られる。